こんにちは!
だいふく鍼灸整骨院 宇和院の是澤(これさわ)です。
夏休みも終盤を迎えていますね。
夏休み明けは運動会!!そんな学生も多いのではないでしょうか^^
そんな学生を応援するべく、
そして、その大切なカラダを、これから何十年も健康なものにしておくためにも、
7月2日のブログから計3回、運動部の学生がしやすい「ケガ」をテーマにお話しさせていただいています。
そして最後になる3回目の今回は、「シンスプリント」についてです。
「シンスプリント」は、間違ったカラダの使い方、走り方によって、筋肉に過度のストレスが加わり発症することの多い症状です。また、「使いすぎ」や「成長痛」と言われやすいこともありますが、きちんとカラダの使い方を直しておかなくては繰り返してしまう症状です。
シンスプリントもオスグッドと同じように「骨端症」と呼ばれ、場所で名称が異なります。痛みが膝下であれば「オスグッド」、脛の骨の内側に痛みが出れば「シンスプリント」と呼ばれ、青いシールを貼っている部位に症状が出やすいです。
まずは、「シンスプリント」も痛みが出たら、「RICE処置」から施します。
(RICE処置についてはこちら)
シンスプリントも痛みがあるうちは、患部に超音波治療を行い、痛みが引いてくるとシンスプリントを繰り返さないためのアプローチを行なっていきます。
冒頭でもお話しした通り、シンスプリントは走り方のフォームが悪くて、足裏がきちんと使われていない(扁平足)ために発症することが多く、痛みが引いたらシンスプリントを繰り返さないためにも原因となる走り方の矯正や足首の正しい使い方をお伝えし、扁平足の方にはその治療を施します。
今回の「シンスプリント」や前回の「オスグッド」は、成長期の子どもに多い症状で、この時期に運動の強度は上がるのに身体的な成長が追いつかず、筋肉や骨格に負担がかかることで起こります。つまり、身体的成長と運動でかかる負荷の比率が合わなくて発症することが多いのです。
部活動の時間は限られていて、放課後の2時間、冬だったら1時間ちょっとくらいです。その中でアフターケアの時間がなかなか取れなくて、顧問の先生も「ストレッチは各自で」ってなりがちなんですよね。オスグッドやシンスプリントはかなり痛いのですが、その痛みがわかるのは本人のみ。
その上、痛くてもなかなか安静にできないのがこの時期の子どもたちだったりします。
そんな子どもたちの気持ちに寄り添いたいなって思いながら、いつも施術をしています。
今回までの3回のブログも、少しでも運動・部活を頑張っている子どもたちの役に立てれば・・・と願うばかりです。
それでは、だいふく鍼灸整骨院 宇和院の是澤でした!